Lenny Kravitz Fans Blog

レニー・クラヴィッツのファンブログです

Lenny Kravitz "Bank Robber Man"についての本当の話

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知っている方も多いと思いますが、"Bank Robber Man"という曲はLennyの実体験が基になっています。でも日本での報道は不十分で事実が正しく伝わっていないので、今日はもう少し詳しい話をしたいと思います。

まずは、こちらの記事を読んで下さい。
レニー・クラヴィッツ、マイアミで銀行強盗に間違えられる | Lenny Kravitz | BARKS音楽ニュース

そして、こちらが元のNew York Daily Newsの記事です。
A WALKING EXAMPLE OF RACIAL PROFILING - NY Daily News

これを読むと、実際は「ただ単に銀行強盗と間違えられただけ」という話ではないのが解ります。Lennyが「すごくヘン」だと感じたのは、「何もしていないのにいきなり手錠を掛けられたこと」に対してです。「手錠をかけられるまで何が起こっているのか分からなかった」というのは、「近くで銀行強盗があったことは警察官から聞くまで知らなかった」という意味です。考えてみて下さい。もし本物の犯人だったら、現場の近くをぶらぶら歩いているわけがないし、警察を見たら逃げるはずですよね。武器も盗んだお金も持っていない無抵抗の人を、いきなり犯人扱いして手錠を掛けたわけですよ。おかしいと思いませんか?

しかも、"Hey, John, come here."と言われたと言っていますよね。全体的には「最初に"Hey, John"と言われた時は、その警察官が自分のことをJohnという人と間違えて声を掛けてきたんだと思ったけど、どうやらそうじゃなかったらしい」という感じで書かれていますが、CSIなどを見ている方なら知っていると思いますが、アメリカでは身元不明の人(叉は遺体)のことをJohn Doeと呼ぶんですよ。たぶんその警察官がLennyをJohnと呼んだのは、相手のことをバカにしてそう呼んだんだと思います。Lennyも「もし"ニガー"と言われていたら、(ブチ切れて)何かしてたかもしれない」と言っていますが、後で大きな問題にならないように、"ニガー"じゃなくて"John"と言ったんだろうと思います。


要するにLennyは、「人種差別を受けた」ことを怒っているんですよ。容疑者が黒人じゃなくて白人だったとしたら、現場近くを歩いていた白人男性がアフロでヒゲを生やしているからといって、いきなり犯人扱いされるようなことはまず起こらないからです。実際元の記事のタイトルも"A WALKING EXAMPLE OF RACIAL PROFILING"となっていて、アメリカでは、日本で報道されているようなただの誤認逮捕未遂の問題ではなく、人種差別の問題だと受け止められているんですよね……。

racial profilingについては、こちらを読んでみて下さい。
レイシャル・プロファイリング


"Bank Robber Man"のビデオが無かったので、今日はこちらをどうぞ。

youtu.be

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