"Cさん"の話…。19

誰かさんは、また大して調べもしないで(しかも、またしれっとパクってきてるし)、「レニーの新曲はあまり話題になっていない」とか適当なことを言っていますが、大きなプロモーションをしていない割には、結構話題になっていると私は思います。レニーは世界中にコアなファンがいるし、特にヨーロッパでは人気が高くて、日本と違っていつも話題になってますからね。でも、ヨーロッパだけじゃなく、日本でも、音楽ファンの間では"Low''は結構評判が良くて話題になっていると私は思いますけど……。

「話題になる=メディアで取り上げられられる」って意味だというなら、確かにあんまり話題にはなっていないかもしれませんが、そもそもそんな"話題"なんて、多くはお金で買ってるんですよ。レコード会社やエージェントが、メディアにお金を出して取材をさせたり、広告を出したりしているんです(もちろん、全部がそうだというわけではないですよ)。だから、ミュージシャン本人が言ってもいないことが勝手に書かれたりするようなことが起こるんですよ。音楽雑誌の一番のスポンサーは、レコード会社やエージェントですからね。

 

こちらは、前のブログでもご紹介していますが、参考資料として貼っておきます。

音楽誌にまつわるオトナの事情 - Togetter

そもそも、お金が無ければ雑誌は作れないわけだから、「レコード会社や芸能事務所などが、お金を出してミュージシャンやバンドを雑誌で宣伝してもらう」というシステム自体は、私は悪いことだとは思っていません。「夢がない」とか、「現実なんて知りたくもない」って気持ちも解らなくはありませんが(笑)、結局、大手のレコード会社や芸能事務所に所属することのメリットって、そういうところだと思いますからね(まあ、そのシステムも、今は他の方法が色々出てきていて、壊れつつありますが)。

 

それで、問題なのは、"Cさん"みたいに、ミュージシャンをコントロールしたがるような人が結構いるってことなんですよね……。こういう人って、システムが変わったところで、いなくなるわけではないですからね。

それに、そういう話があまり表に出て来ないのは、アメリカでは日本よりもずっと契約が厳しいからです。秘密保持の契約にサインをしたのに秘密を話してしまうと、契約違反とみなされて、裁判で不利になったり、逆に訴えられたりするから、どんなに酷いことをされていても何も言えないんですよ。

 

でも、前のエントリーでも言ったように、レニーは"Strut"の頃よりは元気そうに見えるので、たぶん状況は少し良くなっているんじゃないかと思います。取材をあまり受けていないのは、言ってもいないことを勝手に書かれたくないから拒否しているのもあるんだろうと思うので、私はあまり心配はしていません。この後のツアーのスケジュールもまだ発表されていませんが、レニーの体調や精神状態の方が大事だと思うので、ゆっくり時間を取って欲しいと思います。

 

 

lennykravitzx.hatenablog.com

 

 

 

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こちらは、16日のヴェローナでのライブで、ゲイリー・クラーク・ジュニアがゲストで参加した時のビデオです。遠くてステージはよく見えませんが(笑)


Lenny Kravitz Verona

 


Lenny Kravitz - It’s Enough - Live Arena di Verona 2018


Lenny Kravitz - Low - Live Arena di Verona 2018


Lenny Kravitz - It Ain’t Over ‘Til It’s Over


Lenny Kravitz - The Chamber - Live Arena di Verona 2018


Lenny Kravitz - Where Are We Runnin - Live Arena di Verona 2018