ニコール・キッドマンがアクションシーンを全部自分でやっているというのは本当なのか?2

実は、レニーの誕生日の5月26日に、不審なことが起こっていたんですよ。フロントロウに、性悪ニコール・キッドマンのこんな記事がアップされたんですね。

front-row.jp

 

自然史博物館で剥製部長を務めるミリセントは、動物の皮を剥いで剥製にしてしまうのが仕事であり趣味。恐ろしいそのキャラクターを演じるにあたって投げナイフを練習したものの、役作りに熱中しすぎたせいで、そのスキルは恐ろしいほど上達。その結果、「(ナイフを投げる姿が)あまりにも恐ろしかったために、映画から大量にカットされてしまった」とニコールは英Radio Timesに明かした。

そして「でも実際に自分が手の中でナイフをひっくり返すのを見たとき、『ワオ!』って思ったの」と、自身のナイフさばきのスキルを振り返った。役作りに熱中しすぎて、カットされるほどナイフさばきが上手くなるなんてさすが。そのかっこよさにしびれてしまうけれど、映画『パディントン』は子供も見るファミリー向け映画。ニコール自身も自分の子供にも見せられないと思ったそうで、ニコールの恐怖のナイフシーンは当然のごとく全カットされてしまった。

 

調べてみたら、このRadio Timesの元記事が出たのは2014年11月27日なんですよ。「6年前の話が今頃、しかもレニーの誕生日に日本で記事になったっていうのは、ただの偶然とは思えない」と考えたんですが、その時は面倒だったので、これ以上のことは調べなかったんですね。

www.radiotimes.com

 

でも、ふと思い出したので、“パディントン”のアクション・シーンについて調べてみることにしました。

私は“パディントン”も未見な為、映画の内容などについてはよく解らずに書いていることをご了承下さい。

 

 

YouTubeで探してみたら、(カットされたシーンなのかどうか、私には解らないんですが)性悪ニコールがナイフを投げているところが映っているビデオがありました。こちらの最後の部分です。


paddington 2014 - the customs official tells millicent that paddington's endangered

 

……性悪ニコールがナイフを投げた直後にカメラが切り替わっている為、これだと本当に投げナイフができるという証拠にはならないですね……。

 

 

性悪ニコールの出演シーンを集めたビデオがあったんですが、これを見ても、かなり怪しいんですが……。


Paddington | The Menacing Millicent | Vicious Villains

 

14:50辺りからの、性悪ニコールが移動しながら麻酔銃を撃つシーンですが、あきらかに動きがぎこちないですよね。その後の走っているシーンでも、性悪ニコールの顔がはっきり映っているのと映っていないのでは、あきらかに走り方が違っています。

前後しますが、性悪ニコールが映画のプロモーションの時に「全部自分でやっている」と言い張っていた、天井から逆さ吊りになったりするシーンが7:40辺りから始まりますが、途中からガスマスクで顔が隠れてしまう為、性悪ニコールが本当に全部やっているのかどうかは疑問です……。

まあ、はっきり言って、性悪ニコールが自分自身でやっているのは、顔がきちんと映っている部分だけでしょうね(笑) ガスマスクが必要になるような演出は、本当はボディ・ダブルが演じていることをごまかす為の手段ですよ(笑)

 

 

こちらは、コナン・オブライエンの番組で、「宙づりのスタントは全部自分でやった」と言い張っているビデオです。


Nicole Kidman Did Her Own "Paddington" Stunts - CONAN on TBS

 

 

 

s.cinemacafe.net

 

また先日、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のオマージュ映像が解禁されたが、今回の映像も屋根から侵入して宙づりになるニコールの姿は、『ミッション:インポッシブル』でトム・クルーズが有名な宙づりで任務を遂行するシーンを彷彿させるもの。元夫婦の二人とあって、作り手側の遊び心が伝わってくるシーンだ。

 

日本での公開時にも、「作り手の遊び心」などと好意的な解釈がされていましたが、恐らく、性悪ニコールの対抗意識だろうと私は思います……。

 

 

 

前回のエントリーで、性悪ニコールが映画やドラマの撮影時にいつもウイッグを使っていることについての私の推測を書きましたが、念の為にもう少し詳しく解説します。

性悪ニコールの髪質・髪型に似せたウイッグを作ってボディ・ダブルに着けさせるより、性悪ニコールとボディ・ダブルの両方が同じウイッグを着けている方が、見分けがつきにくくなりますよね? その効果は、先程の“パディントン”のビデオを見ればよく解ると思います。

 

性悪ニコールがたくさんの映画やドラマに出演できている1番の理由は、恐らく後ろに業界の大物が付いているお陰なんだろうと思いますが、2番目に、アクションなどを本当は自分自身でやっていない為、事前のトレーニングに時間を取られなくて済むし、かなりのシーンをボディ・ダブルが演じているからなんでしょうね(笑)

 

lennykravitzx.hatenablog.com

 

 

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