ニコール・キッドマンの後ろに付いているのはルパート・マードック? 8

今日は、前回に引き続き、ラッセル・クロウの話からしていこうと思います。

lennykravitzx.hatenablog.com

 

 

ラッセルのことを調べ始める前に、「性悪ニコール・キッドマンの被害者って、他に誰がいるんだろう?」って考えていたんですよ。「もしかしたら、性悪ニコールと同世代で、スキャンダルでキャリアが潰れた俳優の中に誰かいるんじゃないか?」と思いついて、ふとメグ・ライアンのことが頭に浮かんだので調べてみたら、大当たりでしたよ。

すっかり忘れていましたが、2000年に起こったメグ・ライアンの不倫騒動の相手って、性悪ニコールの親友で、ルパート・マードックとも親しいラッセル・クロウじゃないですか……。

 

メグとラッセルは、“プルーフ・オブ・ライフ”(2000年)での共演がきっかけで付き合い始めたとのことだったんですが、更に調べてみると、どうやらこのゴシップの第一報は、マードック傘下のニューヨーク・ポストだったらしいんですよ。しかも、写真を撮られたのが、ロンドンで行われた“ミッション・インポッシブル 2”のプレミアのパーティーだったって、ただの偶然だと思いますか?

そのメグとラッセルの写真は見つかりませんでしたが、記事はありました。

nypost.com

 

The cute blond star and her rugged “Gladiator” hunk didn’t have a care in a world as they held hands, hugged and laughed – in full view of the paparazzi.

The couple – who’ve gone out of their way to avoid being photographed together – ended the charade as they exited Tom Cruise’s party for the London premiere of “Mission: Impossible 2.”

 

 

写真が貼ってある記事が無かったんですが(写真を見たい方は検索してみて下さい)、ラッセルはその当日、トム・クルーズと一緒にレッドカーペットに登場していたようです。このPeopleの記事(日付がおかしいんですが)によると、性悪ニコールは、映画の撮影でスペインにいた為に参加していなかったみたいですね。メグは、レッドカーペットには登場せず、パーティーにだけ参加していたようです。people.com

 

 

 

メグは当時の夫、デニス・クエイドと離婚したものの、その後すぐにラッセルとも別れているんですよ。後になって、「実はデニスがずっと浮気していたことに悩んでいて、それでデニスと離婚したんだ、ラッセルが家庭を壊したわけではない」と言っていて、「ラッセルに口説かれたとか、そういうことは無かった、ラッセルに別れを切り出したのも自分の方からだった」というような話をしているようです。

でも、盗聴が得意なマードック一味が、メグがデニスの浮気に悩んでいるということを知った上で、ラッセルと共演するように仕向けた可能性は高いと思うんですよね。いきなり口説こうとするより、「悩みがあるなら聞くよ」と言う方が警戒されにくいですからね。

マードック一味が本気で性悪ニコールのライバル潰しを企んでいたんだとしたら、そのくらいのことをしていただろうと私は思うので……。

hollywoodcelebnews.blog51.fc2.com

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nypost.com

ew.com

 

 

 

しかも、メグがその後出演した“ニューヨークの恋人”(2001年)の共演者が、性悪ニコールとマードックのお友達のヒュー・ジャックマンだったって、これもただの偶然だと思いますか? ちなみに、ヒューがこの時ゴールデング・ローブ賞を受賞しています。

ja.m.wikipedia.org

 

でも、ヒューは、「若い頃に結婚したデボラ=リー・ファーネス一筋」というキャラ設定を崩すわけにはいかないだろうと思うので、メグとヒューのゴシップは最初から計画されていなかったのではないかと思います。

 

 

 

そして、とどめの“イン・ザ・カット”(2003年)は、性悪ニコールが制作に関わっているんですよ。このウィキペディアの情報は間違っている箇所もありますので、参考程度にして下さい。ja.m.wikipedia.org

 

ew.com

 

The project looked good to go three years ago, when Kidman optioned the book and Miramax agreed to coproduce the then-$35 million project with Universal. But Miramax put the project into turnaround, and last fall, Kidman dropped out. ”I think the concept of Campion’s kind of take on ‘Sea of Love’ was a very sexy notion,” says producer Laurie Parker of the amicable parting with Miramax, ”and I’m not saying the film won’t achieve that kind of commercial crossover, but when you are set to guarantee [that], it becomes constraining.”

 

イン・ザ・カット”は、性悪ニコールが自分のお金で映画化の権利を買ったらしいんですが、それがいつのことなのかよく解らないんですよね。ジェーン・カンピオン監督が、原作を読んで気に入って、すぐに作者のスザンナ・ムーアに声をかけたことは解っているんですが……。

まあおそらく、“誘う女”(1995年)の評判が良かったので、スリラーならまた評価されるのではないかという狙いはあったんだろうと思うんですよね。それで、話を聞きつけて、横から手を出して来た可能性はあると思います。

 

 

 

“誘う女”といえば、前のエントリーで紹介した記事に、興味深いことが書いてあったんですよ。

www.vanityfair.com

 

Van Sant, whose deadpan way with a story is almost Warholian, recalls, “She got my number somewhere. I don’t know if it was hard to find it or not, but she just called me and said hi. She phoned right when Meg Ryan dropped out of the movie, which involved her knowing inside information. Our second choice was Patricia Arquette, and we even had a third choice, Jennifer Jason Leigh. Nicole was somewhere on the list. I had met her a couple of times. When she called she told me that she knew she wasn’t on the top of my list, and I tried to kind of say, ‘Well, I don’t know about that . . . ’ But she just cut me off and said, ‘Look, you don’t have to pretend that I am.’ I said, ‘O.K.,’ and then she said, ‘But listen, I’m destined to play this part.’ That worked really well with me because I believe in destiny.”

 

監督のガス・ヴァン・サントが、「ニコールは、私の電話番号をどこからか手に入れていたんだ。なぜか内部情報を知っていて、メグ・ライアンが降板した直後に電話をかけてきたんだよ。私達の2番目の候補はパトリシア・アークエット、3番目の候補はジェニファー・ジェイソン・リーだった。ニコールは、「私がリストの上位に入っていないことは知っています、でも、この役をやるのは私の運命なんです」と言ったんだよ」というような話(要点をざっくり訳しています)をしているんですよ。

まあ、性悪ニコールにガス・ヴァン・サント監督の電話番号や内部情報を教えたのは、マードックだろうな、って感じですよね。メグが降板した理由は不明ですが……。それに、3番目の候補だったジェニファー・ジェイソン・リーも“イン・ザ・カット”に出演しているというのも、不思議な偶然ですよね……。

 

 

 

長くなったので、この辺でいったん切上げますね。続きはまた後日……。 

 

※続きはこちらです。

lennykravitzx.hatenablog.com

 

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