ルパート・マードックとジェフリー・エプスティーンの話 2
ここから、マードック家とエプスティーンの接点について書いていきます。
こちらの「伊藤穰一がエプスティーンと関係があった」という記事に出てくるEDGEという財団は、毎年ディナーパーティーを開催していたらしいんですが、ルパート・マードックも2002年に出席していました。
ナオミ・ワッツが役員を務めていたニューヨーク・アカデミー・オブ・アートも、エプスティーンと90年代に関係があったことが発覚し、ナオミ・ワッツは役員を辞任しています。
Peacockの“Epstein’s Shadow: Ghislaine Maxwell”に出演していたマリア・ファーマーが通っていたところです。
After Trustees Resign and Students Voice ‘Shame,’ the New York Academy of Art Issues a ‘Profound Apology’ to Epstein Accuser Maria Farmer
エプスティーンとは直接的な接点は無かったものの、ナオミ・ワッツもホストの1人だった2018年のチャリティイベントに、ルパート・マードックとジェリー・ホールも出席していました。ナオミ・ワッツがニューヨーク・アカデミー・オブ・アートの役員になった経緯が気になりますね……。
それから、ラクラン・マードックのお友達のジェームス・パッカーが、エプスティーン&マクスウェルと接点があったことも解っています。
実業家のリンゼイ・フォックスと共に、ジェームス・パッカーと当時のガールフレンドだったミュージシャン、デニ・ハインズが1995年にオーストラリアで開催したクリスマス・クルーズに、2人がゲストとして参加していたそうです。
リンゼイ・フォックスは、「2人とは1度も会ったことがないし、その時はハワイで家族とクリスマスを祝っていた」と否定しているようですが……。
ジェームス・パッカーは、90年代の初めにイギリスのテレビ司会者、タニア・ブライヤーと付き合っていたんですが、2人が別れた後、タニア・ブライヤーは、ギレーヌ・マクスウェルと別れたジャンフランコ・チッコーネ=モッツァーニ伯爵と付き合っていた、という話も出て来ました。
映画業界にも怪しい人物は色々いますが、このスティーブン・ムニューシンもその1人です。ウィキペディアにもあるように、元々は金融関係の仕事をしていたんですが、2004年にジェームス・パッカーやブレット・ラトナーと共にラットパック=デューン・エンターテインメントを設立して、主に20世紀フォックスやワーナー・ブラザーズと共同で映画を制作していました。
そして、2016年の大統領選挙の時にドナルド・トランプ陣営の財務責任者となり、トランプの当選後には財務長官に任命されています。
こちらは、そのスティーブン・ムニューシンがエプスティーンと関係があったという記事です。
https://www.harpercollins.co.jp/hc/books/detail/14301