レニーの回顧録/自伝に、まずはざっと目を通してみたんですが、なんか凄い違和感があるんですよね……。レニーらしさが全然感じられないので、おそらく、ほとんどデヴィッド・リッツが書いているんじゃないかと私は思います。
※やっぱり、書いたのはレニー本人ではありませんでした。
「“レニーらしさ”なんて、お前に何が解るんだよ?」って思う人もいるだろうと思いますが、私は、ネットに上がっているレニーのインタビューを、見逃しているもの以外はほとんど全部(英語だけですが)読んでいるんですよ。その中には、他とは何かが違っていて、レニーが本当に直接取材を受けたのかどうか怪しいものもいくつかありました。
確かに、それはただの私のカンでしかないし、信じられないと思う人の方が多いかもしれませんが、やっぱり音楽と同じで、話し方や文章にも、レニー独特のリズムやグルーヴやヴァイブがあるんですよ。でも、この“Let Love Rule”には、私はレニーらしさを感じられませんでした。
たぶん、レニーが書いた文章をベースにしていて、ほとんどが事実だろうとは思うんですが、ところどころに“創作”が入っているのではないかと疑っています。実際に、おかしなことがあったんですよ。こちらのエントリーに書いてありますので、読んでみて下さい。
レニーは、回顧録のプロモーションの為にたくさんの取材を受けているんですが、「回顧録を書こうなんて、全然考えていなかった」と言っているんですね。この本の共著者である、有名な音楽ライター・伝記作家のデヴィッド・リッツに会って本を書くことを勧められるまで、そんなことは考えていなかったと。
でも、もちろん、私はデヴィッド・リッツのことは疑ってはいません。私のブログを初めて読む方の為に説明すると、レニーはずっと誰かから脅されているんじゃないかと私は疑っているんですね。今回も、レニーが回顧録を書いていることを嗅ぎ付けた(レニーは、出す・出さないに関係なく、とりあえず書いてみようと考えただけだったんだろうと思いますが)脅迫者が、事実を歪めるようにデヴィッド・リッツに指示したんだろうと思います。なので、あまり全てを間に受けないで欲しいと願っています……。
私は、本当に色々調べて、それなりの根拠があって書いていますので、過去のエントリーも読んでみて下さい。
回顧録は、日本語版は出ていませんが、Amazon、Googleブックス、楽天などで購入できます。
Let Love Rule, my memoir, is available now everywhere.
— Lenny Kravitz (@LennyKravitz) 2020年10月6日
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